慶応義塾大学 日吉寄宿舎寮和会 情報館平成22年10月24日（日）寮和会総会
寮和会総会、特別講演会、及び懇親会が、寮生40名OBと学校関係者を含め、総勢100名以上で盛大に開催されました。
総会の前に今年2回目の学年幹事会を開催しました。寄宿舎の建て替えの方向性、寮和会のネットワーク強化等を共有しました。
寄宿舎の建て替えの計画も進み、建物自体が戦争遺跡ということもあり、白井教授に特別講演をお願いし、貴重なお話をお聞きしました。
今回は、「太平洋戦争下の慶應義塾」と題し白井教授による特別講演をお願いしました。
小泉信三塾長下の慶應義塾と学生のおかれた状況について語って頂きました。
戦争の末期、日吉寄宿舎は軍令部に、戦後はGHQに接収されました。学生の寮として建造され、軍に接収され、また現在寮として存続する貴重な寮だということを再確認しました。
日吉台地下壕保存会の方の説明は、貴重な写真も多く、寮生や寮和会メンバーも聞き入りました。
作戦室だった中寮食堂前での軍令部の写真や、戦前のローマ風呂での先輩の入浴中の写真など非常に興味深いものでした。
もっと紹介された写真を見たい方はこちら
今年4月の日吉台地下壕見学会の模様はこちら
懇親会は、時代の年齢の違いを超え、寄宿舎で暮らした共通項をもとに、盛り上がりました。
半年ごとに寮和会役員幹事と寮委員会のメンバーの打ち合わせを継続し、寮の存続や寮和会の活動方針の共有を進めたこともプラスに働いたと思います。OBから過ごした寮へのお返しとして、11月27日（土）には就職活動OB懇談会を開催します。
フィナーレは、ここ数年恒例の中庭での若き血。今年は寮生による寮歌の紹介もありました。（ご存知の方も多いと思いますが正式な寮歌では」ありません。）
皆で肩を組み、若き血を歌うこの中庭の風景が後1～2年で変わっているかも知れません。